自分の手で殺せなかったことが悔しい
奥さんは言峰のために命を絶ったのに逆に歪みを促進させてしまうという悲劇
死なれるよりマシだろの精神なら問題はない
そうだけどHFルートは桜絡みの印象が強くてまさか言峰がなるとは思わなかった
(我が子の)絶望こそが歓びだった
まともな倫理観も信仰心もあって愉悦メンタルだったから拗れた
士郎関連は別腹として
一応聖職者で仕事には真面目だから助けを求められれば
助けたり助言はするとは思う
Apo時空では愉悦に目覚めずに悶々としながら過ごす
そして家系図的には義理の兄にあたる天草君は言峰の歪みに気付いてコイツヤベェと近寄らなかった
プリヤでは愉悦の前に激辛に出逢いマイルドな方法(人々が辛いものを食べた時の苦しみと、摂取カロリーの膨大さによる絶望)で欲求を満たすようになる
鉄心ルートでの彼なりの祝福の言葉も好き
だからこそzeroで言峰が解釈違いでケリィに凸ってた光景見て「えっ…じゃあ何で鉄心ルートで快くしてたの…? 繋がらなくね…?」って混乱した
SNとZeroは似て非なる世界だから注意するんやで
SN世界線とzero世界線はよく似たパラレルワールドだから混乱するのも仕方ない
SNとZEROは似て非なるものだが、その中で最も大きな差はアイリスフィールの有無
SN言峰は出会ってもいないアイリスフィールの内情を知らないので、切嗣が最初から鉄心キメていると思っている
ZERO言峰はアイリスフィールとの対話があって、言峰は自分と切嗣が似ていると感じていた所に鉄心キメていた切嗣が妻子を撃ち殺すシーンを見せられたからブチ切れた
間違いなく悪人ではあるんだけどどこか憎めない人間臭さもあるおっさん
「これほどまでに自分を理解してくれた聖女としか言い様のない妻ですら私を救うことはできない」という結論に絶望して自殺しようとしたり、それを「いいえ、貴方には生きる資格があります(意訳)」と目の前で代わりに自殺してみせることで言峰が「ならばなぜ自分が生まれたのかという答えを見つけなければ。でなければ妻の死が無駄になってしまうようで耐えられない」と死ねなくなったり、とにかく真面目な男とそれを分かってる妻なのよね。
正しい愛というものには背いていて本人が認められない形とはいえ、「自分の手で終わらせたい」と強く後悔するほど好んでいたこと、なのに最後までそうしない、どころか考えすらしないでいたことは、いびつながらも間違いなく確かな愛だったように思う。
SNの方だと自身の歪みを自覚した後それを肯定するのではなく、人並みに矯正する為に様々な試みを行っていた
結果は散々で歪みがより浮き彫りになった形でしかなかったけれど、人並みの感性があることを正しいとしながら自身はどこまでも異物でしかないと認めているあたりが、単なる異常者・悪役とは違う気がする
自らを悪だと開き直るのではなく、善になろうとした末に挫折してそういうものでしかないと思い知らされた結果というか
開き直るにしても、人生の大半を費やしてとことん努力してまともになりたがったこと、そして挫折して大切なものも失ったこと、なにより開き直ることを決めておきながら最後まで真面目な部分をなくしきれなかったところが本当に人間らしくて魅力的に感じる。
エクストラだと彼をそっくり再現したNPCが激励してくれて「こいつ根っこは聖職者だったわ」って分析してたな
僕はね…言峰と村正が共闘してカルデアに刃向かってかかるのが見たかったんだ…
もう言峰単騎でいいからはやくほんへで出してクレメンス
ラスボスより強い中ボス、存在として相容れないラスボス、って型月伝統よね
荒耶宗蓮→白純里緒とかネロ・カオス→ロアとか
HFルートにおいてはバーサーカー→言峰
セイバー√と桜√の二つの√でラスボスを担当する神父
なので凛√では途中退場して頂きました