とある事情で『ギリシャ神話を知っていますか』阿刀田高著を読み返してるのですが、やはり抜群に面白い。パリスやヘクトールやアキレウスについて知りたい方は、入門編として最適なテキストのひとつだと思います。トロイヤ戦争って、パリスがギリシャの王女(ヘレネ)を略奪したから起こったんですね。
— たられば (@tarareba722) 2020年05月07日
・あとギリシャ神話、だいたいゼウスが悪い(個人のイメージです)
・残りはだいたいアポロンが悪い(個人のイメージです)
・ヘラクレスひたすら気の毒
(↑ここらへんは後日感想でまとめるとして)・「カメリア・コンプレックス」の元ネタってこの本だったのか!(以下簡単に説明
— たられば (@tarareba722) 2020年05月07日
・カメリア(「椿」のこと)・コンプレックスとは、アレクサンドル・デュマ(小デュマ)の書いた『椿姫』(主人公のひとりマルグリットは月の25日間は白い椿を身に付け、生理の5日間は赤い椿を身に付ける高級娼婦。そんなマルグリットと相思相愛になる、純朴で正直な青年アルマンとの物語)が元ネタ。
— たられば (@tarareba722) 2020年05月07日
「売春婦の椿姫と知り合い彼女を苦界から救い出そうとして献身的な愛情を注ぐ。男性には、賤業に身を沈めている美女を見ると、相手の意思や育ちに関係なく彼女を救い出してやろうという、一種の義侠心めいた余計なおせっかいの心理が蠢くものであり」『ギリシャ神話を知ってますか』より引用。
— たられば (@tarareba722) 2020年05月07日
・で、この話がさらに面白いのは、著者である阿刀田高氏がこの「カメリア・コンプレックス」の話を知り合いの英国人学者から聞いたあとで自身で調べてみたところ、「どの精神科学の辞典にも見当たらない。私の知人の想像した用語だったのかもしれない」と書いているところ
・マックの女子高生かー— たられば (@tarareba722) 2020年05月07日
・あと、フランス文学にはギリシャ神話や新旧聖書を元ネタにした作品がたくさんあって、芥川龍之介が古典(今昔物語集など)から題材をとりまくっていたのは、こういう作風から影響を受けたからなんだろうなと個人的に実感しました(芥川はフランス文学作品をめちゃくちゃ速読できたらしいし)
— たられば (@tarareba722) 2020年05月07日
@tarareba722 @kinmokuseilib 阿刀田高の『〜をしってますか』シリーズはなかなか面白いですよね。コーランとか聖書とかもウィットに富んでて楽しかったです。ただ敬虔な信者には怒られそうだなぁとも思った。
— 沙原萠緑(さはらめぐみ) (@SaharaMegumi) 2020年05月07日
@SaharaMegumi 阿刀田高さんの『〜をしってますか』のシリーズ、自分も面白いと思いますし、作品に対するダイジェストと作者の紹介のお手本にしたい関連テキストだと思っています。
— キンモクセイ文庫 (@kinmokuseilib) 2020年05月07日
@tarareba722 この本を小学生の時に読んだことがきっかけで、いろいろ捻じ曲がっちゃった気がするんですよね、ぼく…… おおらかにエロくて大人の読み物ってずるい! って感じ。
— 沢しおん@小説『ブロックチェーン・ゲーム 平成最後のIT事件簿』発売中! (@sionic4029) 2020年05月07日
@tarareba722 たらればさん,こんにちはω‐))ご存じであるとは思いますが旧千円札の夏目漱石は飼い犬にヘクトール(今とは違うヘクトールの言い方ですね)と名付け,我輩は猫であるの元ネタの猫様には名前をつけなかったそうです→因みに犬の名前は家族(身内)には不評であったそうです
— 雪風にゃあ (@animeniyan) 2020年05月07日
@tarareba722 もう一度読みたくなりました📖
— minato🎏 (@mina_0_0_) 2020年05月07日
阿刀田高好き
— 連休 (@nkfrvnkfrv) 2020年05月07日
小学生の時によんでギリシャ神話にだだはまりした思い出。たぶん半分くらいしか理解してなかったと思うからもう一回読みたいな。阿刀田さんシリーズ結構揃えた!
— 藻 (@mimstudy) 2020年05月07日
ゼウス「頭痛だと思ったら陣痛だった・・・」
なおこれに懲りたのか次は太腿で育てた模様
ギリシャすごいなぁ~